栗田です。
年内にまた投稿しますと言っておきながら1月も20日も過ぎてしまいましたね。自分ももう少しで部を去る立場にあるのでもう少し更新頻度を上げたいと、日々思っています。(思っています)
さて、今日は「お買い物」の話です。
大学で登山を始めた私も、初めて先輩に連れられて石井スポーツに行ってからもうすぐ3年。この3年間で数えきれないほど「お買い物」をしてきました。振り返ってみると登山に行く度に装備を買い足しているような気がします。そんなことを繰り返しているからいつまでたってもお金がたまらないんでしょうね。反省はしていませんが(笑)
反省をしなければならないのは、「いい買い物」が出来ていたのかということです。
ここでいう「いい買い物」とは、「自分の用途に必要十分な機能を持った装備を買うこと」とします。しかし、学生は基本的にお金がないので値段に関してはもっとシビアにならざるを得ません。ないお金を叩いて装備を買うわけですから、なおさら「いい買い物」をする必要があるわけです。
いきなり話の腰を折るようなこと言いますが、個人的に登山の装備は「安かろう悪かろう」だと思っています。逆を言えば値段が高いものは「性能がいい」ものだということです。
「じゃあバイトしてお金を貯めるしかないじゃないか」と思うかもしれませんが、本当でしょうか?確かにある程度のお金は必要ですが、そんなに単純な話ではないはずです。「いい性能」というのは必ずしも登山者全員に必要なものではないからです。少し大げさですが夏山の小屋泊しかしない人がモンベルのダウンハガー#0を買うのはここでいう「いい買い物」ではないということです。
最近少しずつ「いい買い物」をするコツがわかってきたので、私の考えをここで紹介したいと思います。参考になれば幸いです。
1.「お買い物」に行く前に
まず、どういう目的で、どんな風に使いたいかを明確にします。登山を始めたばかりの人や、初めて装備を買う人はイメージの仕様がないと思うので先輩に聞いたり、本を読んだりして情報を集めましょう。
そして、事前にどんな商品があるのかをカタログやネットで調べます。値段の相場を知って、ある程度商品に目星を付ける為です。
2.「お買い物」に行ったら
まず、出来るだけラインアップが多い店舗に足を運ぶべきだと思います。
靴を選ぶときには特にこの点には気を付けて欲しいです。ブランドによって靴の形が違ってくるからです。選択肢が多いほどよりフィット感のよい靴に出会える可能性が高まります。同じ理由で、ブランドの直営店で靴を買うことはお勧めしません。もちろん、選択肢の一つとして履いてみるのはよいと思いますが、他のブランドの靴を一切履かないで決めるというのは非常にリスクが高いと思います。
次に、店員さんにどういう目的で、どんな風に使いたいかを詳細に伝え、気になるものは全て試着してみましょう。
ただ、「登山靴を探していて…」とか「ハードシェルが欲しいのですが…」と言っても用途によって選ぶ商品が変わってくるので、出来るだけ具体的に説明することによって自分のイメージが店員さんに伝わりやすくなると思います。
また、ウェアであれば必ず試着するべきだと思います。同じMサイズでもブランドによって大きさはまちまちですし、縫製や、裁断の仕方も違います。自分の体にあったものを選ぶことは、疲労感を抑えることに繋がってくるので、気になるものは全部着てみて、気に入ったものを選ぶといいと思います。
こんな感じですかね。とにかく面倒腐らずに自分で調べて、考えてみることです。下調べなしでいきなり店に行くと失敗する確率が高いと思います。
かくいう私もつい先日毛の帽子を買ったのですが、家に帰ってみてみたら5%しか毛が入っていなくてショックを受けました(泣)品質表示も気にしてみましょうね。
以上です。改めて今年もよろしくお願いします。
栗田